fragrance of syrup

うつ病・HSP持ちのどうしようもない思考記録

恐怖心について

私は人一倍「恐怖心」が強い。

特に高い所が怖い。間違っても遊園地でジェットコースターなんて乗れないし、グループで遊園地に行った場合、他の人とジェットコースターに乗らないで仲間外れになるよか、一人で好きな事をしていた方が幸せである。実際、そうしているし、そもそもそんなんだから必要以上に遊園地には行かない。
というか、マンションで数階上がるだけでも駄目である。絶対に高層マンションには住めない。地に足が着いていないと不安になる。飛行機も苦手だ。そわそわする。乗るのはかなり辛い。
階段もエスカレーターも駄目だ。恐怖心のあまり、降り方が分からなくなり、少し降りるだけでも相当の時間を要する。常に足元が見えていないと怖い。他人は私の滑稽な姿を見て面白がるが、私は決死の覚悟で降りているのだ。
いつも脳裏に最悪の出来事が浮かんで、それが私を掴んで離さない。怖い。怖いよ。どうして世の中の人は平気な顔をして生きていけるのだろう。私は火だって刃物だって怖いし、当然人間だってその他の生き物だって怖いのだ。冗談ではない、本気なのだ。


小学校の高学年のとき、我が家に強盗が入るような気がして眠れなくなる日が続いた。強盗が入ってきて、家族は惨殺され、私ももうすぐ殺される、その事で頭の中がいっぱいになりパニックになった。毎晩しくしく泣きながら死にたくないようと思いながら、疲れて眠るのをひたすら待っていた。最終的に大人しく殺されようと諦めた事でようやく平穏は訪れたが、その出来事は決して誰にも言わなかった。
高校生のとき、心から信頼する事のできる友人が生まれ、その子にその話を笑い話として聞かせた。その子は、「そんなに苦しいのに何故親に言わなかったんだ」と言った。私は、「親が寝静まっているのに私なんかのせいで起こしてしまってはいけないと思ったから我慢していた」と言った。その子は悲しそうな顔をした。
その顔が今でも忘れられない。私は昔から親に極力迷惑をかけないように生きていかなければならないと思って生きてきた。極端な話、自分の存在が迷惑なものだと思っていたし、息をするのも申し訳なかった。慎ましく小さく隅っこにいる、それが当たり前だと思っていたので、その子にそれは何だか変ではないかと指摘された事で非常にショックを受けた。頬をぶたれた気分だった。
そして今日もぶたれた頬をさすりながら生きている。