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fragrance of syrup

うつ病・HSP持ちのどうしようもない思考記録

あなたはの自我は厄介です

大雪に見舞われた月曜日。家から駅までの1kmの道を何度もつるつると滑りながら歩き、電車に飛び乗る。しかし、電車は満員の満員。駅のプラットホームで電車に乗る人を押し込む係の人(おそらくバイトの人達)が必死に電車の中に乗客を押し込もうとしているのに入りきらない。それなのに横から入り込もうとする人。いや、あんた、それはあかんやろという感じ。早々にその電車を見送ることを決めた私は、その人をぼんやりと眺めていたが、ふとあることを思い出した。

 
大学3年生のとき。福祉を専攻していた私は、ある教授の講義を受けた。その人は福祉の世界ではかなり有名な人だった。ケースワークをやりましょうと差し出されたクライアントの情報には、思春期に精神疾患を発症し、上手く社会に溶け込めない若者のことが書かれていた。教授は言った。
 
思春期に精神疾患に罹患する場合、自我と精神疾患がこんがらがって非常に厄介なことが多い、社会人になってから発症した方がまだマシ
 
私は高校二年生のときにうつ病を発症した。まさに思春期ど真ん中である。どストライクである。そうか、こんがらがってるのか…厄介なのか…なんとも言えぬ気分になる。その教室に私以外の精神疾患患者がいるかは分からなかったけれど、その場に一緒にいるはずの同級生とは大きな隔たりがあるように思われた。
 
だけれど、そんな厄介なものを抱えていても平気な顔をして生きていかなきゃならないし、今日も私はペルソナを装着し、にこやかに社会に溶け込むのであった。(でももう雪は勘弁してほしい)