fragrance of syrup

うつ病・HSP持ちのどうしようもない思考記録

心に秘める

正常 異常

正常なあなたと異常な私の境界線
頭が回らない まるで脳に損傷を受けたかのよう
クスリで正常なふりをしていますが、本当は頭がおかしいんです 萎縮する脳
 
 不安定な記憶、憶えているのは恐怖を感じたことと悲しくてたまらなかったこと。
一番古い幼い頃の記憶は父と叔父の殴り合い 。血をだらだら流すまで殴り合いをしている二人を見て祖母が悲鳴をあげながらおろおろする。私はそれを見ていつか父に殴られる日が来るのだろうかと思った。幸いなことに殴られてはいない。
 
父は私と同じ精神科で同じ医師の診察を受けている。不眠を訴えて睡眠薬をもらっているらしい。先日の通院日、私は勇気を出して医師に尋ねた。
 
「父は発達障害だと思うのです」
 
医師は言った。
「そうだと思います」
 
一切の否定のなさにスッとした。ずっと心にあったモヤモヤが消えた。ずっとずっと思っていた。他人の父の話を聞くたびに違和感を感じていた。何かがおかしいとずっと思っていた。父というものはいつも不機嫌で文句ばかり言っていて、自分勝手で自分の思うように物事が進まないと怒り、そうでなくても癇癪持ちで常に苛立ち、怒鳴り散らして人や物に当たるものだと思っていた。私はいかに父の機嫌を損ねないか、いかに父が納得する人生を歩むか、そればかりを念頭に置いて生きてきた。だから他の人の父の話を聞くと穏やかそうでたくさんのわがままを言っても許してくれる懐の広さがあるという事実に動揺を隠せなかった。そして私の父の話をするとみんな怪訝な顔をするのであまり話せなかった。
 
でもこのことを父に言うつもりは一切ない。このまま何の事実も知らないまま、緩やかに人生を終えてほしい。ただ、私は忘れない。あなたの異常さが私の異常さを生み、私の地獄を生んだということを。私の鬱は父から始まっているのだから。