fragrance of syrup

うつ病・HSP持ちのどうしようもない思考記録

何かの境目

小雨の降る中、私の目の前を男女が二人並んで歩いている。何故か男性は傘をさしているが、女性は傘をさしていない。しかしそれを気にも留めないで男女は会話を続けている。
ただ、それだけ。傘をさしているかいないか、それだけ。しかしこの差がもしかしたら何かにおいてとても大きな差になるのかもしれない。それは私が病を抱え、病を呪いながら生きていることと、あの人が五体満足で健康を一番の自慢にして生きていること、それと同じくらいの差があるのかもしれない。
けれどもそれは、もしかしたらとても些細な差であるかもしれない。ならば私の抱える病すら些細なことであるかもしれない。
そんな差を生み出している微妙な境目を、病を抱えた人間はゆらゆらと揺れ動きながら生きているのかもしれない。特に精神疾患は。ゆらゆらと揺蕩い続けるボーダーライン。

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