fragrance of syrup

うつ病・HSP持ちのどうしようもない思考記録

沈む人

ここ六年の間に出会った人達には一切病のことはオープンにしていない。人を信用できないから。見た目じゃ全く分からないから成せることかもしれないし、人を信用できないからここまで来たよ。ちっぽけな自意識を狂わせてここまで来たよ。

でも自分一人で抱えるものの大きさに苦しんでもいる。今までたくさん嘘をついてヘラヘラ笑って誤魔化してそうやって生きて来たけどそれに何の意味があるのか分からなくなるときがある。そうすると見えない重りが私を暗い海へ引き摺り込もうとする。私は沈む、誰にも悲鳴は聞かれないだろう。何故なら悲鳴を挙げないから。重りが重たすぎて苦しくて苦しくてでも悲鳴の挙げ方を私は知らない。

こんなにたくさん人がいるのにどうして誰も気づかないんだろう。あの子が毎日のように一人で泣いていて、頰にはいつも涙の跡があるのに。彼女の空元気をどうして誰も気づかないんだろう。私は傷のある人としか仲良くなれない。

痛みや苦しみを我慢しすぎて完全に感覚が麻痺している。一時期、ピアスホールを何個も何個も開けたくてたまらなかった。ピアスホール開けてる人なんてたくさんいるし、それはまるで合法的な自傷行為みたいで。ピアッサーをガチャっと鳴らせば強い痛みが私を襲い、私は安堵する。結局三箇所しか開いていないけど、私みたいな地味な人間だと三箇所開けてるだけでも結構驚かれるし、痛くないの?とか怖くないの?とか言われる。私にしたら人間と対峙してる方がよっぽど怖いし、心が痛い。まっとうな社会人生活を送っていなかったらもっと開けただろうなと思う。

ここは地獄だ、人生は地獄だ。正常になれなかった。たったそれだけ。それだけのはずなのに。