fragrance of syrup

うつ病・HSP持ちのどうしようもない思考記録

階段

階段が怖い。いつ足を踏み外して落ちてしまうか、そればかり気にしている。私は一度足を踏み外して落下してしまったけれど、そこからなんとか態勢を整えてまた階段をそろりそろりと登り始めた。もう二度と足を踏み外したくないという強い恐怖心とともに。一度踏み外してしまったからこそ生まれる恐怖心。いつか再びこの階段から転げ落ちる日が来るのではないかと思いながらとびくびくしている。何十段も先にいる人達をときどきぼんやり眺めて。軽やかに階段を登れない。階段を登るリズムが明らかに狂っている。

たまに、ふとしたときに現実感がなくなる。自分は今、外にいて、太陽の下で歩いているはずなのにどうしてこんなにも生きた心地がしないのだろう。いつも周りをキョロキョロ見渡して正常な人のふりをしている。これが正しい、これであっているはずなんだ。私は人のかたちをした化け物。ねえ、本当にこれであってる?